2014.10.18

ジュニアユースFINAL  ~ロッベン的雑感~

Author: ロッベン江刺

決勝:FC今治9-1帝人SS

下馬評は当てにならないものなのだと再痛感

リーグ戦で勝点1差のライバル同士

第1シード(FC今治)と第2シード(帝人)の対戦は誰もが接戦を予想したが

思わぬワンサイドゲームとなった

ただ試合後の総評で豊島会長が言ったように

「わずかな差が重なった結果」がこのスコアとなっただけ

エリート集団の帝人選手達はここまでの点差で敗れた経験は無いだろう

しかし、今日流した悔し涙が乾いたら

出来るだけはやく上を向かなければならない

セレソンだっていつまでも下を向いている選手はいないのだから

「あの試合があったから僕はここまで来れたんです!」と

上のカテゴリーで胸を張って言える未来でまた会いたいものだ

それまでは今日のメンバーを覚えていたいと思う

さてFC今治

史上最多得点での圧勝は見事

最後まで手を抜かなかった姿勢は

去年初戦で敗れた四国大会の悔しさを忘れなかったから

ただ「俺たちは強くなった!」といつまでも浮かれていると

悲劇は繰り返される

憎らしいくらい強いチームがいて

そこを倒す為に他のチームが死に物狂いでぶつかっていく

以前の南宇和を取り巻く環境がそうであったように

理想的な環境が中学生年代で出来つつあるのならば

FC今治の連覇は大歓迎

“ストップ・ザ・今治”

他のチームがこれで燃えなければ“漢(おとこ)”じゃないだろう

それとも返り討ちで史上最多タイの3連覇なるのか

早くも来年が楽しみでならない

ジュニアユースはやっぱり面白い!