Archive for 3月, 2018
えさシネマ倶楽部
「15時17分、パリ行き」
500人の命を救ったのは3人の普通の若者だった-
って全然普通じゃありませんからっ怒
3人のうち二人は軍人で
テロリストに果敢に襲い掛かった主人公は
高度な護身術を身に着けた屈強な青年です
それを“普通の若者”と言ってしまう亜米利加様が逆に怖いです
テロへの意識が日本人の思想とはかなり乖離してるんですね
こうなるとどっちがいいのかわかりません…
9・11でツインタワー以外にもう一つのビル崩壊があったとか
実は政府が絡んだ制御解体じゃないのかとか
今そこにある謎や疑惑が日常にあるんですね
にしても御年87歳のイーストウッド監督
あと何作品作ってくれるのでしょうか
出来れば最後にダーティー・ハリーで終わってほしいなあ
本物の3人を起用し手に汗握る展開は流石
4シネマ
ロッベンのイッペン読んでみ!
「羊と鋼の森」宮下奈都著
「本屋大賞」は波があるW
こちらは2016年受賞作
「蜜蜂と遠雷」(2017年受賞作)にあまりにもハマってしまったので
同じピアノ物語としてはパンチに欠けます
こちらはピアノと言っても調律師の成長記
とても繊細でピュアな柔らかさがあって
知らない世界を知れたのは良かったのですが
単純にワクワクハラハラのエンターテイメント感
文字でしか表現できない驚きはありませんでした
映画化もされるようで
キャストを見ると…さもありなん
特に驚きもなく観なくても想像できます
「本屋大賞」と“映画化”はニコイチ
「蜜蜂~」が映画化!となれば
あの世界観をどう映像で表現するの!?とワクワクしますが…
3ブック
えさシネマ倶楽部
「シェイプ・オブ・ウォーター」
アカデミー発表前に絶対に!と意気込んで観ました
ここ最近、急にメディアが本作を推しまくるので
おいおいそこまで期待させちゃあハードル上がりすぎちゃうよ~と
白波五人男風に唸っていたら
私の浅薄な予見など軽々と越えていきましたW
開始5分で傑作だとわかります
主人公の女性がバスタブで自慰行為をしようと
半漁人の全身スーツが仮面ライダーみたいで陳腐だろうと
それを凌駕する圧巻のファンタジー感とロマンスとオリジナリティ
「スリー・ビルボ-ド」も「ダンケルク」も「ゲット・アウト」も
相手になりません(他の作品賞は観てないので知りません)
13部門ノミネートの看板に偽りなし!
全体的に“グリーン”が基調カラーだったので
帰りに購入した自転車も即、緑にし“イライザ”と命名しましたw
4.5シネマ
えさシネマ倶楽部
「スリー・ビルボード」
アカデミー(本家の)が近づいてきましたね!
にしても作品賞に「ゲット・アウト」が入ったのにはビックリ
私の慧眼ぶりも捨てたもんじゃないw
マジでアカデミー会員にさせてくれないかな~
最近マスコミが急に半漁人物語(「シェイプ・オブ・ウォーター」)推しに切り替えているけれど
どっちなんでしょう
本作はゴールデングローブを獲ったので
そうなると「うちは違いますから!」と区別したがるアカデミー会員の天邪鬼心理が働き
逃すパターンもあるあるです
娘を殺された母親が犯人逮捕に手間取る地元警察と悶着する物語
それだけ聞くとズッシリ重たい気がしましたが
予想よりは軽いタッチでした
登場人物(フランシス・マクドーマンド、ウディ・ハレルソン、サム・ロックウェル)3人の演技は流石
それだけでも観る価値はあります
ちなみに私の作品賞予想は
個人的思いも込めて…「ゲット・アウト」にしておきます!
無理か
4シネマ