Archive for 3月, 2018

2018.03.22

えさシネマ倶楽部

Author: ロッベン江刺

「15時17分、パリ行き」

500人の命を救ったのは3人の普通の若者だった-

って全然普通じゃありませんからっ怒

3人のうち二人は軍人で

テロリストに果敢に襲い掛かった主人公は

高度な護身術を身に着けた屈強な青年です

それを“普通の若者”と言ってしまう亜米利加様が逆に怖いです

テロへの意識が日本人の思想とはかなり乖離してるんですね

こうなるとどっちがいいのかわかりません…

9・11でツインタワー以外にもう一つのビル崩壊があったとか

実は政府が絡んだ制御解体じゃないのかとか

今そこにある謎や疑惑が日常にあるんですね

にしても御年87歳のイーストウッド監督

あと何作品作ってくれるのでしょうか

出来れば最後にダーティー・ハリーで終わってほしいなあ

本物の3人を起用し手に汗握る展開は流石

4シネマ

2018.03.07

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

「羊と鋼の森」宮下奈都著

「本屋大賞」は波があるW

こちらは2016年受賞作

「蜜蜂と遠雷」(2017年受賞作)にあまりにもハマってしまったので

同じピアノ物語としてはパンチに欠けます

こちらはピアノと言っても調律師の成長記

とても繊細でピュアな柔らかさがあって

知らない世界を知れたのは良かったのですが

単純にワクワクハラハラのエンターテイメント感

文字でしか表現できない驚きはありませんでした

映画化もされるようで

キャストを見ると…さもありなん

特に驚きもなく観なくても想像できます

「本屋大賞」と“映画化”はニコイチ

「蜜蜂~」が映画化!となれば

あの世界観をどう映像で表現するの!?とワクワクしますが…

3ブック

2018.03.06

えさシネマ倶楽部

Author: ロッベン江刺

「シェイプ・オブ・ウォーター」

アカデミー発表前に絶対に!と意気込んで観ました

ここ最近、急にメディアが本作を推しまくるので

おいおいそこまで期待させちゃあハードル上がりすぎちゃうよ~と

白波五人男風に唸っていたら

私の浅薄な予見など軽々と越えていきましたW

開始5分で傑作だとわかります

主人公の女性がバスタブで自慰行為をしようと

半漁人の全身スーツが仮面ライダーみたいで陳腐だろうと

それを凌駕する圧巻のファンタジー感とロマンスとオリジナリティ

「スリー・ビルボ-ド」も「ダンケルク」も「ゲット・アウト」も

相手になりません(他の作品賞は観てないので知りません)

13部門ノミネートの看板に偽りなし!

全体的に“グリーン”が基調カラーだったので

帰りに購入した自転車も即、緑にし“イライザ”と命名しましたw

4.5シネマ

2018.03.02

えさシネマ倶楽部

Author: ロッベン江刺

「スリー・ビルボード」

アカデミー(本家の)が近づいてきましたね!

にしても作品賞に「ゲット・アウト」が入ったのにはビックリ

私の慧眼ぶりも捨てたもんじゃないw

マジでアカデミー会員にさせてくれないかな~

最近マスコミが急に半漁人物語(「シェイプ・オブ・ウォーター」)推しに切り替えているけれど

どっちなんでしょう

本作はゴールデングローブを獲ったので

そうなると「うちは違いますから!」と区別したがるアカデミー会員の天邪鬼心理が働き

逃すパターンもあるあるです

娘を殺された母親が犯人逮捕に手間取る地元警察と悶着する物語

それだけ聞くとズッシリ重たい気がしましたが

予想よりは軽いタッチでした

登場人物(フランシス・マクドーマンド、ウディ・ハレルソン、サム・ロックウェル)3人の演技は流石

それだけでも観る価値はあります

ちなみに私の作品賞予想は

個人的思いも込めて…「ゲット・アウト」にしておきます!

無理か

4シネマ