20175/26
毎月第3週は、ブックマスターからのおすすめの1冊。
ブックマスターは、有限会社デュークショップ代表取締役の秋森泰次さんです。
今回の1冊は、『希望荘』(小学館)宮部みゆき/著。
宮部みゆきさんの大ファンという秋森さん。
宮部さんといえば、ミステリーという印象が強いですが、
その時その時代の特徴ある社会的事件を取り上げて、そこに潜む人間の本性を描くのがとても上手い!
なんとなく、スティーヴン・キングに似た感覚のある作家さんだな、と思っていたところ、実は宮部さんご自身が、スティーヴン・キングが大好きと知って、納得!だったそうです。
その宮部みゆきさんの最新作が、この作品。
人気の杉村三郎シリーズの第4作目です。
主人公の杉村が独身となって心機一転、探偵事務所を開業。
ここから物語がどう進んでいくのか。
探偵となったからには、きっとこの先長く続くシリーズになるのでは。
宮部みゆきさんファンにとって、長いお付き合いになりそうなシリーズがまたひとつ増えました。