『天は見ている・・という考え方』

In Categoryヒコヒコ日誌
By田中和彦

今日は代表世話人に名を連ねている前進座の『怒る富士』の公演日です。

東北大震災の時。当時の石原慎太郎東京都知事が「天罰だよ」と一言。

過去の日本の天変地異の歴史を振り返ると不思議に政治が乱れているときに発生しているので、
それは今の政治のせいだ・・と言ったのに、
不勉強で教養のない記者が「福島に失礼だ」と書いたものだから論点がずれてしまいました。
翌日の新聞を見て、やれやれと思ったものです。

江戸時代。最後の富士山大爆発の時の物語である『怒る富士』は、天変地異は”政治”がすべてと語っています。
新田次郎の原作ですからちゃんとしています。

天は見ているのですね。

そういえば愛媛マラソンの資料を整理していて「社内スタッフ用制作マニュアル」をしばし読み返しました。
チーフディレクターが全員にコンセプトの徹底を図るために作る冊子です。

僕は「楽しく気合を入れていこうぜ!」みたいなことしか言わないから(笑)、彼の文章を読み返して感心しました。

いい放送ができるはずだ。こういう一生懸命な思いこそがいい結果、いいレースに繋がるものだ・・と。

天は見ているのですね。 

※前進座『怒る富士』
  時の幕府の棄民政策にあえぐ富士山麓・五十九ヶ村の農民たちと、
  彼らを守ろうとその復興に命を賭した関東郡代・伊奈半左衛門との真実のものがたり。
  原作:新田次郎、演出:十島英明、主演:嵐圭史